スポーツと力と心について考えてみた(11月20日 追記あり)。

・AbemaTIMES
「女性が傷付いているのに見て見ぬふりはできなかった。でも仕事柄、絶対に手は出せなかった」暴行を受けた長与千種さん

>普通だったらそこで腕を決めるが、その瞬間に技になってしまう。
>仕事柄、絶対に手は出せないので、防御だけ。
>でも、プロレスやっててよかったなって思うのは、
>傷付けてしまうとその人と同じになってしまうので、自分で良かったのかなって。
>プロレスラーだから気持ちを止められた。

このニュースを読んだ時に真っ先に思ったのが、過去(↓)に書いたこと、つまり
「自分の『強さ』『力』をどう使うかをちゃんと考えて行動に移した人がいた」でした。
女性に馬乗りになって暴行している逆上男を止めるなんて、
いくら元プロレスラーとはいえ女性だし、怖いし躊躇すると思うんだけど、
(刃物とかを隠し持ってるかもしれないし)
暴行されている人を前に見て見ぬふりできず、
自分はプロレスラーで技を持っているけど絶対に手を出さないと冷静に判断して立ち向かうとは、
なんて勇気を持った人なんだろう。
長与さんはまさに、力をコントロールするための「理性」を身につけた
本当の意味で強い、素晴らしいアスリートだと思いました。
(自分の持ってる力に無頓着で、力の弱い者に平気で暴力をふるう猿山の皆さん聞こえますか?
人間の言葉、理解できますか?)
「現役の選手に行かせるわけにもいかないし、一番身体の大きい私が行っとくか」
というところも、人として素晴らしいです。
一般人はなかなか暴行されている人を見て止めに入るということはできませんし、
今のご時勢命の危険もありますから、力に自信のある方も決して無理はしないでほしいのですが、
(長与さん、指を骨折した可能性があるそうです)
久しぶりに人として真っ当な方のニュースを見たという気がしました。


<追記>
・Sanspo.com
長与千種さん、暴れる男から「女だか男だかどっちなんだよ!?」 警察も最初に向かってきた

>「女の人は絶対に男より弱い生き物なので、そこは守ってほしいんですよね。
>女の人に手をあげるとかそういうのは絶対にダメ」
(中略)
>「女の人を助けたかった。男の人は、女の人にやさしくしてほしい本当にそれだけ」と語った。

スポーツとはちょっと離れますが、心ある男性には本当に自覚してほしいことなんだけど、
男性の腕力は多くの女性にとっては先験的脅威なんですよ。
その上で女性や力の弱い子供に対してどう振舞うか、ってことですよね。

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<2017/11/17 更新>



上は、某横綱の暴力事件について思ったことをツイートしたもの。
で、この事件についてTwitterでいろいろな人の意見を見ていたところ、
「スポーツに打ち込めば粗暴な男も更生する、みたいなナイーヴな考えは捨てたほうがいい。
横綱になるまで打ち込んでも、酔ったらビール瓶で人の頭カチ割るんだから」
という意見がありましたので、それも含めて思うところをつらつらと書き足しておきます。
話が広がりすぎてまとまりも結論もない文章になってしまってるけど…
(長くなるのでTwitterに投稿するのをやめて、ブログに書くことにしました)

「スポーツに打ち込めば粗暴な男も~(以下略)」みたいな意見はよくある勘違いで、
スポーツに打ち込むから更正するというわけではないんだよね。
やはり「力」をコントロールする「理性」を養う訓練をしないと、そうはならないと思う。
これは日本・海外関係ないと思うんだけど、そうした「心の育成」が意識されることは
少ない現状なのかな。特に理不尽なタテ関係や体罰のある場に、心を育てる環境はない。
いわゆる体育会系の壮絶ないじめも、そこら辺に問題の根がありそう。
私は女なので、男社会の上下関係の苛烈さは想像するしかないけれども、
自分の「闘争心」「攻撃性」をコントロールせず、スポーツ競技の場でないところで
垂れ流しているならば、それってサル山のボス猿争いと何が違うの?って思う。
スポーツは、決められたルールの中で自分の持つ力を存分に発揮し、相手に勝つことが求められる。
だからプレー中はいくらでも戦っていいし、闘争心を出してもいい。
そのために体鍛えてトレーニング積んで、いくらでも強くなっていい。
でも競技以外の場所で、その強さを自分より力の弱い者・立場の弱い者に向けるのは
絶対にダメでしょ。
本来は強い人ほどそれを意識するべきだし、そういう心を養わなければならないと思います。
(どうすればそういう心を養うことができるのかをちょっと考えてみたんだけど、
やっぱり「力の強い者が1番えらい」というサル山論理ではなく、
レギュラーもベンチも関係なく自分の役割を全うすることが大事という人間の論理で
個人を尊重し、チーム内で信頼関係を築いていくことで培われるのではないかな…
でも個人スポーツの場合はどうしたらいいんだろう…
攻撃力低い女子なので、男子の世界はよくわからん)

ちなみに私はクロアチアのスポーツを長いこと追っかけていて、
あまりチーム内でのいじめの話とかは聞いたことがないんだけれども、
ないわけはない、どこにでもある話だろうと思っています(特にアマチュアレベルでは)。
別にいじめを防ぐためというわけではないと思いますが、
プロチームや代表チームはクロアチアの場合、規律に結構厳しい感じはあります。
で、規律に違反するとチームの主力選手でも、容赦なく追放するんですよね。
(パッと思いつくところではサッカーのスルナさん&オリッチ、水球のスクノが代表から、
バスケではズブチッチがクラブから規律違反で追放されました。
スルナさん&オリッチとスクノは、謝罪して代表に戻っています)
これは王様を作らないようにするという意味でも大事なことだと思うし、
体罰で矯正するよりは追放の方が、本人の反省を促すためにも良いような気はします。
(日本のダメなところはまさにここ。王様を作って悪事をナアナアで庇うのがよくない)

バスケットボール:スロベニアのスーパールーキーに正直嫉妬。

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私は単なるクロアチア追っかけ野郎なので、その他の国に関しては基本的にスルー。
だけど、今年NBAダラス・マーベリックスに入団したスロベニアのバスケットボール選手、
ルカ・ドンチッチが先月サンアントニオ・スパーズ戦において、31pt取ったというニュースは
さすがに「え、マジ?!マジすか!?」と、スルーすることはできませんでした。
ドンチッチ、ルーキーでしょ。まだ19歳の若さで、とんでもねえな…
スパーズ戦で31点ってことは、もしやその他の試合も…と思って
ボックススコア漁ってみたら、やっぱりとんでもなかった(↓)。

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ドンチッチがすごいのは、点取るばかりでなくリバウンドもアシストも何でもできるところ。
ターンオーバーはちょっと多いけど、1年目ならこんなものだろうし、
何よりこのデータを見れば、ほぼチームの柱と言ってもいいくらいじゃないですか?



ドンチッチって、身体能力を見せつけるようなパワープレイや、
アクロバティックなことをするわけではないんだけれども、
ものすごくバスケIQの高さを感じるプレーをするんだよね。
その状況において最も適切なプレーを「難なくやってのける」ように見えるというか。
これが今クロアチアの選手に欠けてる部分でもあるんだよなぁ。
ドンチッチの活躍は、私にとっては『クロアチアのライバルが増えた』という感じです。
セルビアだけでなく、スロベニアの背中も追っかけないといけなくなるかも。
ぶっちゃけ非常~~にやっかい…
(ドラギッチが代表から抜けて、どのくらい影響があるかにもよるけど…)

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参考までに、ヘゾニャの1年目のデータ置いときます。
ドンチッチに比べたら地味なデータではあるけど、
欧州からアメリカに渡って初めてプレーするとなったら、最初はこんなもんじゃないでしょうか。

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ベンダーの1年目はこんな感じ。
ちなみに先日、サンズは4年目オプションを破棄したというニュースが出てましたね。
正直、私はショックでした。
ベンダー、とても良いものを持ってるんだけどNBAに来るのはちょっと早かったかな。
NBA入りを急ぎすぎなかったサリッチが、結果的に1番良い選択をしたかもしれません。

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旧ユーゴ仲間ということで言えば、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの19歳、
今年ブルックリン・ネッツに移籍したジャナン・ムサはどうなんでしょうか。
彼はツェデヴィタ・ザグレブから移籍したので気にはなっていたのですが、
データ見たところ、あまり試合には出てないようでしたね。

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何気に暫定順位表見てみたところ、東がなかなかカオスな感じ。
クリーブランドあかんか…ジジッチ頑張れよ!!

扉の陰から見守りたい。

11月14日は、クロアチアのテニス選手ボルナ・チョリッチ22歳の誕生日だったのですが、
同じクロアチア人のバスケットボール選手マリオ・ヘゾニャとチョリッチが、
以下のようなやり取りをしていました(↓)。




そんな2人のやり取りを、「家政婦は見た」みたいに扉の隙間からそっと見守り続けたい私(↓)。

あ~かわいい~、かわいいなぁ。2人とも、大好き

バスケットボール:内弁慶の人たち。

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クロアチア国内リーグでは3/12位、好調をキープしているのですが、
ABAリーグでは12/12位、ぶっちぎりの最下位街道を走っているザダルの皆様…
どうして勝てないんべなぁ。
いつもシーズン初めはグダグダの立ち上がりとはいえ、つらい…

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まぁでももちろん、見捨てず応援するんだけどね。
関係ないけど、ザダルの今年のシャツかっこいいよなぁ。
以前も書いたけど、今期はクロアチアのスポーツウェアメーカーが手掛けているので、
ザダルのシンボル聖ドナトゥス教会が描かれています。
しかしバシッチ・ブルゾヤ・ルカ君とは、私得な並びで写ったもんだ。

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試合中にこのちびっ子たち(兄弟かな?)がじゃれ合ってるのが
めちゃんこめんこくて(いろいろ死語)、
私は再び「見守りたい」モードを発動してしまうのであった…

最近思ったこと(11月16日)。

・現代ビジネス
ネットを分断した「BTSの原爆・ナチ問題」とは一体なんだったのか

日本人からしてみれば、多くの人や街を一瞬で焼き尽くし、
多くの被爆者を出し、今でもそれで苦しむ人がいる原爆投下を象徴するあのキノコ雲を
Tシャツのデザインにするなんてひどいと思いますが、
海外では別の見方もあるようです。
それでも日本人として唯一の被爆国として、原爆の恐ろしさを訴えたいならば、
まずは日本が戦争中に犯した加害を認めて真摯に謝罪し、反省した上で、
(私は日本はこの「真摯に」が足りないんだと思う。土下座しろとかそういうんじゃなくて、
金さえ払えばいいんだろと思っていて、内心加害を認めてないことが透けて見えるから
また同じことを繰り返すんじゃないかと思われてる)
原爆の被害や恐ろしさについて訴えていくべきではないかと思います。
この件に関するTwitter上の意見いろいろ(↓)。














>戦後の日本人は「指導層と庶民は違う」と言い返せるように、
>原爆を落とされるまで終戦をズルズル引き延ばし庶民に塗炭の苦しみを舐めさせた戦前指導層を
>徹底的に否定してきただろうか。
>むしろ、戦前の指導層が復権するのを黙認してきただけだと見られているのでは。

@yuantianlaoshi氏の意見はキツイけれど、耳が痛い…
ちょっと話から外れますが、『なんでこいつが戦犯として裁かれなかったの?』というクズが
戦後の平和を享受し天寿を全うしたという話を知るとね…(↓)







こういうクズをきちんと戦犯として裁けなかった、責任を取らせなかった
ということが意味するのは、自国民に対する軍部の数々の問題行為の軽視のみならず、
国外における日本の戦争加害の軽視、さらにそれが1番上に書いた
「"真摯に"が足りない」につながっているのではないか、という気がするんだよね…

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<補足>

最初に貼った@maromiso1氏の追記があったので、貼っておきます。
重要な内容だと思うので。






NHK大河ドラマ「西郷どん」、第42回「両雄激突」。

う~ん…
大久保の描き方は、これでいいんですかねえ…
西郷の理想というのは、これまでの流れでなんとなくわかりますよ。
しかし大久保の理想は、このドラマだけではあまり伝わってこないんですよ。
もう少し、欧州での出来事をドラマ内で描いてもよかったんじゃないですか?
海外で条約改正を持ち掛けるも全く相手にされない場面とか、
欧米の技術力や文明を目の当たりにし、日本は遅れていると実感する場面とか。
それこそが大久保が改革を推し進めようとした原動力だと思うんだけど、
セリフだけで説明されても全然伝わってこないから、
大久保がただ権力闘争のために西郷と対立したように見えてしまうんだよね。
私は民が大事の西郷の理想も、国を強くしたい大久保の理想も、
どちらも当時の日本には必要なものだった、
にもかかわらず悲しくも対立をしてしまったのではないかと思っているので、
どっちかが善でどちらかが悪みたいな単純構造に見えてしまったのはなんだか残念です。
(まぁその解釈はあくまでも「このドラマ内」の話であって、
現実はまさにドロドロの権力闘争だった可能性もありますけどね…)

仙台市博物館「戊辰戦争150年」展。

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仙台市博物館で開催されている「戊辰戦争150年」展、行ってきました。
展示構成はペリー来航から始まって、会津の京都守護職拝命、新選組の活躍、
大政奉還から戊辰戦争、奥羽越列藩同盟、そして西南戦争と、
幕末~明治を網羅する内容だったので、1つずつ丁寧に展示を見ていけば
歴史の流れが大体わかるようになっていました。
正史だとあっさり流されがちな奥羽越列藩同盟ですが、
当事者の立場からこれほどの史料を集めた展覧会というのはなかなか貴重だと思います。
ただやはり、展示物は手紙とか日記とか「文字」が主の記録ものが多いので、
地味だったかもしれませんが…
(展覧会としては、昔歴博に見に行った「新選組展」の方がはるかに見応えはあった。
永倉新八が着用した鎖帷子とかあったしな。まぁ地方博物館なりに頑張ったということで)
読み下し文が一緒に展示してある史料に関しては、とりあえず一生懸命読む努力をしましたが、
それ無しだとさすがに崩し字を読むのは難しく、さら~っと通り過ぎたりもしました。
また「見る」というよりは「読む」という感じの展覧会だったので、
じっくり読んでいたら閉館時間になってしまい、最後の方は流し見になってしまいました。
(16:45閉館は、いくらなんでも早すぎるってばよ…)
そんな感じで私としては時間が足りなかったなぁと思っているのですが、
(一応2時間近くは見たんだけど、それでも足りんかった)
奥羽列藩同盟結成時の東北諸藩の藩主の思いがわかったのはよかったです。
やはり皆、この戦に大義なしと思っていたのよね。


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「絵解き 幕末諷刺画と天皇」奈倉哲三著 柏書房

<内容:「BOOK」データベースより転載>
戊辰戦争時、薩長嫌いの江戸っ子たちが謎解きを楽しんだ非合法の諷刺錦絵を徹底解読!
巧みなコードを用いた、ハイセンスな反権力の笑いで読む、維新の世相。

私はもともと江戸~幕末期の風刺画に興味があったので、
そういえば10年近く(!!!)前に7000円もするこの本を買ったはいいけど、
1ページも読まずに実家に置いてきたんだった(嫁いだために)。
そろそろ持って帰ってこようかな。じっくり読む時間も自信もあまりないけれど…
(当時に比べて興味の方向が取っ散らかりすぎててさ)



10/26に始まって、11/10で1万人、
早いペースなのか遅いのかよくわからないけど、幕末に興味のある人って結構多いのかな。

日米野球'2018 侍ジャパンvsMLBオールスター 第1戦。

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ジャパ~~~ン、最高の勝ち方!!!
日米野球・第1試合は、柳田選手の劇的サヨナラホームランにより、
7-6で日本が勝利しました!

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私としては、代表初出場の岸くんの侍ユニフォーム姿を見られるだけでもいいと
思ってたくらいだったのに、第1試合の先発だなんて鳥肌もの。
私が帰宅した時には岸くんマウンドを降りていたんだけれども、
試合はバッチリ録画してあるので、あとでゆっくり見ます。

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以前にも書いたけど代表戦の良いところは、よそのクラブの選手を
大手を振って応援できること。
今回は、ソフトバンクの柳田くんと甲斐くんを応援できてよかった♪
野球の代表戦は、選出された選手がほぼNPB所属のため、
皆それぞれ「ウチの〇〇の活躍を見守る」みたいな感じになっているのがいいですね。
(楽天ファンの間では「#ウチの王子」「#ウチの和基」というハッシュタグができていたw)
日本のスポーツ観戦って、結構アイドルの追っかけみたいな要素も入ってると思っていて、
昔は疑問に感じていたこともあるんだけど、今は別に悪いことじゃないと思っています。
皆好きなように楽しめばいいんです。決まりなんてないんだから。

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MLB選手の中で、数少ない私が知ってる選手でかつ好きな選手でもある
ジュリクソン・プロファー、今回は来なかったのかな。今日の試合には出てなかった。
すごく楽しそうにプレーする姿が印象に残ってたんだ。

最後に、今日の試合の感想をTwitterから転載(↓)。


今日の試合を生観戦できた旦那、明日きっとウハウハで帰ってくるであろう…

バスケットボール:今日のヘゾニャ(11月9日)。

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ヘゾニャが所属先のニューヨーク・ニックスに、かっちょいい(死語)壁紙を作ってもらってた。
右下のクロアチア国旗とか、ゲームのスーパーマリオのレトロなコインとか、
なかなか良きポイントを掴んでもらってますね。
ヘゾニャは名前が「マリオ」であることで、アメリカでとても得をしていると思います。
何かとゲームのマリオに引っ掛けていじってもらえるし、
活躍すると「スーパーマリオ!!! 0312mario.png」って言ってもらえる。
ちなみに以前オーランドでは、完全にスーパーマリオに掛けた動画を作ってもらってました(↓)。



私この動画大好きなんですが、
アメリカンスポーツのこういう遊び心っていいなぁと思うんだ。
やっぱスポーツ観戦は楽しいものでないとね。

最近思ったこと(11月9日 追記あり)。

・ハフィントンポスト
吉川晃司の始球式が最高すぎるから、みんな見て

181109-k1.png

この人がカッコいいのは姿かたちだけではなく、
「人としてどうありたいか」という美学のようなものをしっかり持っていて、
それをストイックに実践しているからではないでしょうか。
(そういう人、今本当に少なくなってると思う)
まぁ「人としてどうありたいかという美学を持っている」というのは、
過去のインタビュー等から私が勝手に推測したことではありますが…



ただね、カープのホーム試合の始球式で背中にカープ坊やの刺繍を入れるとか、
マウンド上での振る舞いを見ていると、この人ちゃんと野球に対するリスペクトを持っているな、
驕らずこの場での立場をわきまえているんだなっていうのがわかるんだよね。
そういうのって全部立ち居振る舞いににじみ出ますから。
吉川さんのカッコよさって、そういうところだと思いますよ。

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<8/4 更新>

こちらも教えてもらった2017年の過去記事です(↓)。

・LITERA
父は原爆ドームの向かいに住んでいた…吉川晃司が原爆特別番組で核兵器禁止条約を拒否する安倍政権を批判!

(以下、リンク先より抜粋)
今年の夏も日本のみならず世界中からたくさんの観光客が原爆ドームや広島平和記念公園に足を運んでいるが、実は意外な人物がこの場所にとても深い縁をもっている。
その人物とは吉川晃司。そんな彼とこの場所の縁とはいったいなんなのか?6日深夜に放送され(日本テレビ)でその秘密が明かされ話題となっている。
(中略)
現在、広島記念公園となっている場所は、原爆投下前は「中島地区」と呼ばれる広島有数の繁華街で、1300世帯4400人が暮らしていた地域だった。吉川晃司の祖父は、この中島地区の端、現在は原爆ドームとして知られる広島県産業奨励館の川を挟んだ斜め向かいで「吉川旅館」という割烹旅館を営んでいた。
(← ここまで)
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1年遅れですけれども、
この『NNNドキュメント 4400人が暮らした町~吉川晃司の原点・ヒロシマ平和公園~』
という番組、見てみました。
私は吉川さんが広島出身ということすら知らなかったくらいですから、
ましてや原爆ドームの向かい側に実家があったなんてことも全然知りませんでした。
東北に住んでいると、広島で被爆された方のお話を伺う機会というのはなかなかないので、
爆心地となった中島地区に住んでいた方の証言を聞くのは大変貴重なことでした。
また1800℃という高温で焼いた瓦が被爆瓦と同じ状態になる、という実験がありましたが、
瓦を変化させるほどの高温の熱波というのはかなり具体的なイメージなので、
それが一瞬で街も人も焼き尽くしたと考えると、
原爆の恐ろしさを改めて実感させられました。
私は普段、核とか原爆のことについて考えることがなかったのですが、
それを考えるきっかけとなってくれた良い番組だったと思います。
ちなみに、この番組の進行役?として出演していた吉川晃司さんですが、
やっぱり私が思っていたイメージとは全然違っていました。
私は勝手に、もっと「チョイ悪系」で「俺様キャラを作ってる」ようなイメージを
吉川さんに持ってたんだけれども、全っ然。
自分を大きく見せようとする男が私は嫌いで、そういうタイプなのかと思ってたんだけど、
(この番組内では)むしろ全く飾ってなくて、謙虚で正直な人という印象を受けました。
というわけで土下座で謝ります。 ごめんなさい…
この番組を見て、私は吉川さんの好感度がすごく上がったんだけれども、
それは人の話をしっかり聞いて受け止め、その事について真っすぐ向き合い、
ごまかさずにちゃんと考えて、自分の言葉で語ろうとしている、
そういう姿勢に誠実さというか正直さを感じたからだと思います。

>だから、『戦争終わってないよね』と思っちゃうわけですよ

吉川さんは核に関してこう思ったようですが、
私は別の角度(旧日本軍メンタル云々)からではありますが、
「戦後は終わっていない」ということを過去に書いています。
だからなんとなく考え方に共感する部分も多く、通じるものを勝手に感じています。
というわけで、軽めに吉川さんを追っかけてみようと思ってます。
「軽め」なんて言ってて、沼にハマってしまうかもしれないけど…

180803-ki2-1.jpg
この人とタニショーは、できれば和服姿を眺めていたい感じです。私の中では。

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<8/1 更新>

2016年の過去記事ですが、こんなのがあるって教えてもらいました(↓)。

・LITERA
吉川晃司の反骨がすごい!「俺は現政権がでえっ嫌い」と堂々発言、スポンサーの圧力に負けず反原発メッセージ

(以下、リンク先より抜粋)
大河ドラマ『八重の桜』(NHK)での西郷隆盛役や、『下町ロケット』(TBS)への出演など、最近は役者としての活動も目立つ吉川晃司の意外なこれらの発言。しかし、実は、吉川は近年、日本の政治状況についてかなり骨のある発言をし続けている。
そのきっかけは、東日本大震災だった。宮城県出身のスタッフ二人が実家と連絡が取れないということで、彼らを連れて被災地に向かった吉川は、知人のNPO法人のスタッフに混じり石巻市でボランティア活動に参加する。
(中略)
「おこがましい話ですけどね。僕は被災地で、死ぬまで忘れられない光景をいっぱい見たんです。と同時に、自分の無力さを痛感した。つまり自衛隊の人たちは重機でガーッとやってるし、看護師さんたちは野戦病院状態の中で働いてる。でも、俺はここでできることは何もないんだなと」(「週刊文春」12年4月12日/文藝春秋)
(中略)
「己の不甲斐なさとか、小ささを痛感させられた上に、さらにもっと違うものを何か感じちゃったんだよね。俺は現場に行っちゃったからね。ずるいっちゃずるいのかもしれないな。何かやっとかないとなって。でも何やればいいんだろうって。ともかくお金が、現金がないんだよ、被災者の方は。そしたら送れるものを考えようと思って、やったんだ」(「bridge」14年8月号/ロッキング・オン)
(中略)
このまま何も策を講じることなく死んじゃったら、僕ら、恥ずかしい世代ですよね。放射能のことも、僕らは本当のことを知らず、知識がないゆえに傍観してきた。それは悔いても悔やみきれない」
次代を担う子どもたちに負の遺産を押しつけて、あとは頼むよじゃ死んでも死に切れないから、やれることはやらなきゃと思ってます。子どもに、墓に向かって「父ちゃん、何もしなかったじゃないか」とは言われたくない。せめて「いや、俺なりに頑張ったんだ」と言い返したい」(前出「週刊文春」)
(中略)
「たとえば、震災から帰ってきた時、現地のことを伝えたいと思うんだけど話せば話すほど人が引いていくのを、ものすごく痛感したんです。『ほんとはこうなっているんだよ』っていうことを話すと、みんな『へえ~、聞きたい聞きたい』って言いながらも、心を遠ざけていくんですよ。それは自分にとってマイナスな情報になるから。なんかやらなきゃいけないと思うと大変だぞっていう目にみんな変わるの。それを見ちゃったんで、ヒステリックに言ったら人には受け入れられないっていうことがわかったんだよね」(「ROCKIN'ON JAPAN」13年6月号/ロッキング・オン)
(中略)
「リスキーだし、マイナス面も増えますよ。実際にコマーシャルの話が来る時に『原発発言、しますか?』みたいに訊くところもあるわけで。『しますよ』と言うと、その話はもうそこでなかったりするしね」(「bridge」13年3月号)
ただ、本稿で引いた発言を見れば分かる通り、彼は諸々の圧力で発言をつぶしてこようとする勢力に屈することは一切なかった。
金や権力で人を黙らせようとするものに対しては、自分は絶対に「はい」とは言えません」(「週刊朝日」14年9月19日号/朝日新聞出版)
(中略)
「ミュージシャンであれ芸能人であれ、政治的な発言はしないほうがいいという風潮には疑問を感じています。ひとりのこの国の民として、己が生きのびるために必要な権利を主張しないのは、おかしい」(前出「週刊朝日」)
「一時期、文化人とかエンターテイナーが政治や経済について語ることはかっこ悪いみたいな風潮が日本にもあったと思うんだけれども、今はそんなこと言ってる人がかっこ悪いと思ってますよ。どんどん言うべきじゃないのっていう」(前出「bridge」13年3月号)
(← ここまで)
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なんか、言ってること全部真っ当じゃないですか?
っていうか抜粋した箇所全部、100%共感できるんですけど…
吉川さん、こういう感じの人だったんだ。全然知らなかった。
(石巻にボランティアに来ていたことも知りませんでした)
イメージが180°変わったかも。良き方に。

180803-ki1.jpg
こうしたインタビューとか俳優業(主に時代劇の方)の活動に、
少し注目していきたいと思っています。
影響力のある芸能人で、こうしたことを言ってくれる人は本当に貴重。
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