2012.02.06
山川秀峰「かむろ」。

山川秀峰「かむろ」
大きな火鉢にそっと寄り添い、暖をとる娘。
この絵を見た時、私はこの娘さんを『17歳くらいかな』と思ったんだけれど、
かむろというからにはもっと下なんだろうか。
よくわからないけれど、娘の初々しさはすごく感じられる。
袖の中に手を引っ込めているところとかもかわいい。
色づかいも淡く柔らかくて、優しい感じが好き。

目を閉じて、何を想っているのかしら。

着物の柄は桜かな。
蕾が混ざっているところが娘の若さを表しているようだし、色も春らしい。
そういえば、私が成人した時母が買ってくれた振袖も
こういう桜色だったけれど、結局1度しか袖を通さなかったな…

同じ絵が版画になるとこうなる。見比べるまでもなく、印象が全然違う。
輪郭がはっきりすることで淡く柔らかい雰囲気が消えて、スッキリとモダンな感じ。
これはこれで好きなんだけれども、私は上の淡い雰囲気の方が好みかなぁ。

娘さんも一気に大人びた印象。
私には、二十歳以下には見えない。
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