バスケットボール:馬の合わない2人 from スロベニア(※注:7年前)。

ペトロビッチの件でドラギッチが好きになった単純な私が
彼についていろいろ調べていたところ、日本語版のwikiに気になる記述を発見。

(Wikipediaゴラン・ドラギッチ項より)
>2009-10シーズンのウェスタンカンファレンスファイナルのロサンゼルス・レイカーズ戦では、
>同じスロベニア出身のサーシャ・ブヤチッチと、激しいマッチアップと舌戦を繰り広げた。
>両者は昔から仲が悪かったという。

なんだこれ、英語版のwikiには載ってなかったぞ…と思いながら
サーシャ・ブヤチッチ項も見てみたところ、さらに驚きの記述が。

(Wikipediaサーシャ・ブヤチッチ項より)
>ゴラン・ドラギッチとは、同じスロベニア出身ながら幼い頃から非常に仲が悪く、
>お互いにスロベニア代表で一緒にプレーするのを拒否する程である。
>ドラギッチがフェニックス・サンズに所属していた2010年のNBAプレーオフでの
>カンファレンスファイナルでは、お互いに激しいマッチアップとトラッシュトークを繰り広げた。
>その我を忘れんばかりのあまりの激しさにコービー・ブライアントも、
>「銃を持っていたら、彼を撃ち殺していたかもしれないね」と、苦笑いで苦言を呈していた。

おいおいおいおいマジかよそんな話知らなかったぞ!
(NBAファンの中では有名な話なのかもしれませんが…)
ドラギッチって穏やかそうな感じだったし、あんまりそういうタイプに見えないけど…
と思いつつ、当時の映像を探してみました(↓)。


映像はあまり良くないけど、これもその一場面だと思います。
(しかしこれ、よくブヤチッチを下げずに使い続けたよな…)
この他にも引っかかってきたビデオをいくつか見てみたんだけど、
逆にドラギッチの方から仕掛けてるように見える場面もありました。
(相手が倒れるようなことをしてたわけではありませんが)
なんでそんなに仲が悪いんだ?と思って当時のインタビューも探してみたのですが、
「同じ国の出身だから、お互いに向こうよりも良いプレーをしたいと思っている。それだけだよ」
と、ドラギッチは言っているようです。
まぁ本音で別のことを思っていても、表には出せないですよね。
(ただ、ブヤチッチを嫌っている選手は他にもいるみたいだったので、
素行が悪いのはそっちなんだろうな…という推測はしています)
選手同士がライバル心を持つのは当たり前のことなのですが、
一緒にプレーするのを拒否するほどというのはなかなかレアだなと思います。
2010年の出来事について大変今更ながら、ですが。
(ちなみにブヤチッチは現在、イタリアでプレーしているもようです)

170930-dv1.jpg
ブヤチッチってPGなんですね。
201cmでPGって割と大型だなと思うのですが、ドラギッチと同ポジション。
だから余計に衝突したのかもしれない。
ちなみにクロアチアでは、「仲悪い」でパッと思いつくくらい目立って仲悪い人たちは
最近はいないような気がするんだけれど(内心どう思ってても一応表には出してない)、
昔の選手でいうならば、サッカーですけれども
ビリッチさんとシュティマッツさんは仲悪かったなと。やっぱ同じDFでしたね。

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